サンワサプライ Bluetoothレーザーマウス MA-BTLS23

先日、サンワサプライのBluetoothのキーボード「SKB-BT23BK」をレビューしました。

Androidタブレットと組み合わせる事で、タブレットをPCのように使えて便利なのですが……その際にはOTG対応のUSB-HUBを介して、USBマウスを接続していました。
キーボードがワイヤレスなのですから、マウスもワイヤレスで接続したい物です。

そういう訳で、今回は同じくサンワサプライのBluetoothレーザーマウス「MA-BTLS23MA-BTLS23R)」のレビューです。

サンワダイレクト

レビューがサンワサプライの製品に偏ってますが……
前回も書きましたが、出来るだけまともな配置のコンパクト・キーボードを探して行き着いたのがサンワサプライの「SKB-BT23BK」だった訳です。

今回はマウスな訳ですが……確かにキーボードと違ってマウスは色々種類も豊富ですが……
握りやすさや操作のしやすさ、信頼性などを考えた結果、今回レビューするサンワサプライの「MA-BTLS23」をチョイスした訳です。

と言うのも、以前2.4GHzワイヤレスタイプのマウスを探した際に他社含め色々と店頭で触って握りを確かめたりした結果、落ち着いたのがサンワサプライのレーザーマウスで、今回の「MA-BTLS23」とほぼ同型のものだったためです。

さて、その「MA-BTLS23」ですが評判を調べた所、Amazonのレビュー等でも一定数以上の悪い評価がありました。
概ね接続が不安点、接続が切れる、使えない、反応が悪い、と言う類の物。
★1~2の評価の中だけでなく、それ以上の中でも切れやすいというコメントが散見されます。

今回はその辺りも確認してみたいと思います。

先ずはパッケージ。
表面の右下にWindows8対応シールが貼られています。
パッケージ

ただし同梱されている取扱説明書にはWindows8での説明は記載されていません。
発売された時期の都合によるものですが……
8対応だからと購入して説明書見たらWindows8の説明が無いから繋ぎ方が判らない、と言う人もいるかもしれませんね。
Windows8での接続方法は後ほど説明します。

そして内容物。
取扱説明書にマウス本体、動作確認用の電池(単4電池2本)。
内容物

全体図。
形状的には左右対称に近いですが、左サイドにサイドボタンが付いているので右手用です。
本体

なお、サンワサプライのマウスは実物大印刷見本として原寸大印刷用PDFが公開されています。(MA-BTLS23のPDF
長さ99mm、横幅58mm、で小さ目な手の人にはちょうど良い大きさですね。

至高のマウスであるROCCAT Kone Pureと大きさ比較。
並べるとKone Pureが大きく見えます。
比較

ただ、サンワサプライの分類上ではMA-BTLS23は中型マウスになっています。
そしてKone pureのサイズだと大型マウスに分類されます。
これを考えると、如何に海外製マウスが無駄に大きいかが良く判りますね。

重さは電池を抜いた状態で70g、電池を入れた状態で93gです。
重さ

では、さっそく使ってみたいと思います。

DELLの ALIENWARE X51 にはBroadcom DW1550 Bluetooth 4.0が搭載されています。
デバイスマネージャ1

タスクトレイの中にあるBluetoothアイコンを右クリックして表示されるメニューの中から「Bluetooth デバイスの追加」を選びます。
タスクトレイ

モダンUIで「Bluetooth デバイスの管理」画面が表示されます。
接続準備

この際にマウス本体裏面のペアリングボタンを押しっぱなしにします。
ペアリングボタン

ペアリングボタンを押してから暫くすると、マウスが検出されます。
接続1

マウスが検出され、画面に「ペアリングの準備完了」と出れば、マウス本体のペアリングボタンは離してOKです。

マウスの項目を選択すると「ペアリング」ボタンが表示されるので、それを押します。
接続2

するとPCとマウスのペアリング作業が開始されます。
接続3

キーボードとは違って、パスコードの入力などは求められません。
暫くするとステータスが「接続済み」に変わり、無事に真数が使える様になります。
接続4

特に難しい手順も無く、これだけでマウスが使える様になりました。
デバイスマネージャー2

さて、件の接続に関してですが……
数日間使用してみた中では、接続が不安定になる様子は全く見られませんでした。

省電力設定と言う事で、マウスを十数分放置した後に、マウスを動かしたりもしてみましたが、マウスを動かした瞬間はマウスがスリープモードに入っているためマウスカーソルが動きませんが、一瞬後にはスリープから復帰してマウスカーソルが追従してきました。

これについては、スリープからの復帰ですから当然の反応ですし、特に復帰が遅いと言う事も無く、問題の無いレベルでの動作だと感じました。

Broadcom DW1550 Bluetooth 4.0のプロパティを確認しても、電源の管理で「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」の項目にはチェックが入ったままです。
X51デバドラ

特にこの項目にチェックが入っているから動作が不安定になる、と言う事はありませんでした。

Amazon等の批判のコメントを見ていると、Bluetooth機器の相性かもしれない、との書き込みも見られました。
そこでInateckのBluetoothアダプタ「BTA-BC4B6」でも試してみる事にしました。
inateck

BTA-BC4B6を東芝dynabookのUSBポートに挿しこみます。
dynabook

X51の時と同じ手順でマウスのペアリング作業を行います。
dd1

こちらもX51と同じく、電源の管理は省電力設定ONの状態のままです。
dd2

そしてマウスの動作もX51同様に、何の問題も無く素直に動いていました。

PCをスリープ状態へ移行させた後、少し待ってからスリープから復帰させ、その後マウスを動かすと一瞬遅れてカーソルが追従する様子が見られましたので、PCのスリープ移行によるマウスのスリープ移行も問題無く動いているものと思われます。

ところで、上で相性云々と書いていた訳ですが……
BTA-BC4B6の商品紹介ページを確認すると、ソフトウェアがDER Widcomm Bluetoothとの事なので、どうやらこちらもBroadcomのモジュールが使用されているようです。

念のためにX51を確認したらWIDCOMM Bluetooth Softwareが入っていました。
software

と言う訳で2機種で試したものの、どちらもBroadcomのモジュールが使用されていたという結果に。(モジュールそのものは同じものなのかどうか判りませんが。)

とりあえずBroadcomのモジュールでは問題なさそうですが、それ以外のモジュールとの相性については不明ですね。
残念ながら、うちのあるPC用のBluetoothモジュールは以上の2つだけなので。

とは言えBluetoothモジュールの世界シェアを考えれば、高確率でBroadcomのに当たる気がしますけどね。

Amazonのコメントの中で電源管理を行わないようにすれば、との事で書かれていた方のブログを見ると、その方のPCではIntelのBluetoothモジュールが使われているようでした。
ですのでIntelモジュールとは相性が悪い可能性があります。
残念ながら手持ちでIntelモジュールのは無いので確認は出来ませんが。

それはそれとして、WindowsPC以外にもAndroid端末でも使用してみました。

使用したのはlenovo Yoga Tablet 8です。
android

キーボードのSKB-BT23BKも一緒に使用しています。
傷付き防止用の透明なマットを被せたリビングテーブルの上に置いていますが……
流石にレーザーが乱反射するのか、まともにカーソル動かせないのでマウスパッドをマウスの下に敷いています。
(ちなみに、このテーブルの上だと他のマウスも同様にカーソル飛びまくるので、MA-BTLS23固有の問題ではありません。)

さて、Androidタブレットに繋いで使用してみた結果ですが……
こちらも何の問題も無く快適に使用出来ますね。

キーボードと同時に使用していますが、どちらも互いに干渉したりする事も無く、どちらも快適に同時に使用出来ています。

またWindowsPCの時と同様に、十数分放置してマウスをスリープモードに移行させておいてから、再度マウスを動かして確認しましたが、こちらについてもスリープから復帰する一瞬はカーソルが動きませんが、次の瞬間にはちゃんとカーソルが追従してきていました。

Yogaについては搭載されているBluetoothモジュールがどこのものなのか不明ですが、何ら問題無く使用出来るという事は確認できました。

今回WindowsPC2種類およびAndroidタブレットの計3機種で試してみましたが、いずれも何の問題も無く快適に使用できており、Amazon等のレビューで批判されていたような、動作が不安定だとか、通信が切れるだとか言う現象は再現出来ませんでした。

それらの不具合が出た人達が使用しているBluetoothモジュールが何なのかが判りませんので、もしかしたらBroadcom以外のモジュールで相性の悪い物があるのかもしれません。

また、今回使用したWindowsPCはどちらもWindows8.1 64bitです。
ですので、古いWindowsだと問題が出る、と言う可能性も残ってはいます。

いずれにしても、悪評の殆どが自身のPCでは動きが悪い、接続が切れる、と言う物ですので、MA-BTLS23に問題があると言うよりも、単なる相性問題である可能性が高いですね。
実際問題、Amazonのレビューでも悪評の倍以上の好評がある訳ですから、何の問題も出ない人も多くいる訳で。

とりあえず、筆者宅の環境においては何ら問題無く快適に使えています。

PCで不具合が出る方で、スマホとかタブレット持ってる方は、そちらでも試してみると良いかもしれませんね。
スマホやタブレットでも同様の不具合が出るなら、製品の不具合の可能性もありますが、スマホやタブレットで問題が出ないのなら、PCに問題があると考えられますので。

耐久性については現状では不明。
壊れるような事があれば、その際に追記したいとは思いますが。

以下、総評。

マウスそのものは手の小さい人向け、被せ持ち(と言うか、ほぼ包み込む感じ)で握りやすい。
前後スクロールホイールに左右ボタンとサイドの前後ボタンの計5ボタン。
各ボタンへのキー割り当てなどは無く、Windows標準に依存。
カウントも1600/800の切り替えが可能なので利便性は高い。
Bluetoothでの通信も途切れたりもせず、追従性も良い。
また、他のBluetooth機器と一緒に使っても遅延等は発生せず。
他のマウス同様、光沢面の上では使えないが、まともなマウスパッドの上で使えば快適に操作が可能。
WindowsPCでもAndroidタブレットでも使用可能。

あくまでも筆者宅の環境においては、との前提を付けておきます。
正直、相性問題については不明ですが、不具合起きなければ使い勝手はかなり良いと思います。

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