M-SOUNDS MS-TW2BK 左右完全分離型Bluetoothイヤホン

少し前までは左右ワイヤードのBluetoothイヤホンですら珍しかったものですが、最近では左右完全分離型のBluetoothイヤホンが多数登場してきました。
左右ワイヤードのBluetoothイヤホンでもスマホや携帯音楽プレイヤーとイヤホンを繋ぐケーブルが無くなり動きやすくなったものでしたが、それでも左右ワイヤード故に首周りでこすれるケーブルが邪魔になったりノイズの原因になったりと言う欠点も残ったままでした。

それらの欠点も左右完全分離型のBluetoothイヤホンの登場で、ケーブルの煩わしさ、ケーブルノイズからの脱却と、劇的に利便性が向上しました。
ここ半年くらいで左右完全分離型のBluetoothイヤホンの種類も多数増えて選択肢が増えたのは喜ばしいことです。

今回エム・エス・シー様より、同社の左右分離型Bluetoothイヤホン M-SOUNDS MS-TW2BK をお借りしたので、その試用レビューをば。
BLACK

先ずはパッケージ。今回お借りしたのはブラックになります。
001パッケージ

内容物一覧。
イヤホン本体に、充電機能付きの収容ケース、充電用のUSBケーブル、交換用イヤーピース3種(S/M/L、内Mサイズはイヤホンに取り付け済み。)、そしてクイックスタートガイドとリファレンスガイド。
002内容物一覧

クイックスタートガイドはイヤホンを使うための初期設定などが記載されており、リファレンスガイドは製品仕様や保証・補償について記載されています。
クイックスタートガイドおよびリファレンスガイドは公式サイトのサポートページからもダウンロード可能なのが嬉しいですね。

充電機能付きの収納ケースの蓋を開けると、中にイヤホンを入れる窪みと、そこに充電用の端子を見ることが出来ます。
003ケース

イヤホン本体の裏側には、技適マークと共に、LRの記載があります。
この手の完全ワイヤレスイヤホンは左右が判らなくなるものが多い中、左右がしっかり区別できるようになっている点は有り難いですね。
004イヤホン本体裏面

スペック

M-SOUNDS MS-TW2BKのスペックは以下の通り。

内蔵電池(イヤホン・充電ケース) リチウムポリマー電池
最大使用時間 通話・音楽再生:約2.5~3時間、待受:最大100時間
充電ケース使用時 通話・音楽再生:約15~18時間
(イヤホンを約5回分充電可能)
充電時間 充電ケース:約3時間 イヤホン:約1時間

使用温度範囲 5℃~35℃
ドライバーユニット ダイナミック型  φ6mm
音圧感度 91dB±3dB
入力インピーダンス 16Ω
再生周波数 20Hz-20000Hz
通話方式 ステレオ方式
マイク感度 -42dB±3dB
その他 IPX4相当の防汗設計
サイズ・重量 充電ケース:W48×D33×H42mm・約 33g
イヤホン:W25×D18×H24mm(イヤーピースM装着時)・約4g(片方のみ)
通信方式 Bluetooth Ver.5.0 Class2
周波数範囲 2.4GHz
通信距離 約 10m( 使用環境によって異なります )
音楽コーデック SBC AAC
登録可能端末数 最大 8 台
デバイス名 MS-TW2-R
ペアリングコード 0000
対応Bluetoothプロファイル A2DP(オーディオ)、AVRCPA(リモートコントロール)
HFP( ハンズフリー )、HSP( ヘッドセット )
保証期間 1 年(保証期間内はあんしん補償サービス付き)

IPX4相当の防汗設計なのでランニング等での使用時でも汗に強いので安心して使えますね。

また、音楽コーデックがAACに対応している点も見逃せません。
Androidの場合はBluetooth標準規格のSBC(SubBand_Codec)でも問題が出ることは稀ですが、iPhoneは処理性能が低いためSBCでは音がぶつ切れになる率が高いようです。
そのためiPhoneに最適化されているAAC(Advanced Audio Codeing)が使えると、音がぶつ切れにならずに安定して聞くことが出来るようになります。
ですので、iPhoneの場合はAAC対応のものを選ぶのは必須とも言えます。

欲を言えばSBCよりも音質が良いaptXにも対応していると良かったのですが・・・・・・
Androidの場合、普通に聞く分にはSBCで必要十分な音質は確保出来るので、搭載されていればベターってくらいですかね。

後、最新のBluetooth Ver.5.0に対応しているので、接続先の機器が同様にVer.5.0対応であれば色々と恩恵がありそうです。
残念ながら今回筆者が使用する機器はBluetooth Ver.4.2なのでフルに活かすことは出来ません。

使ってみよう

使う前には先ず充電。
充電ケースにイヤホンをセットして充電を行います。
005充電中

フル充電すると充電ケース単体でイヤホンを5回程度充電出来るようです。

実際に装着した所。耳への収まりも良く、サイズも小さめなので悪目立ちすることもありません。
006装着

接続状態

今回M-SOUNDS MS-TW2BKを接続した機器は以下の2つ。
・DELL Alienware X51R2(デスクトップPC)
・Huawei P20 lite(スマートフォン)

PCと繋いでみる

先ずはPCと接続してみます。

接続自体は非常に簡単で、ケースからイヤホンを取り出してから、PC側でBluetooth機器を検索。
するとMS-TW2-Rが見つかるので選択。(左右セットでの使用時でも表示名は「MS-TW2-R」です。)
PC1

PINの確認が行われますが、イヤホン側に表示は無いので、そのまま接続をクリック。
PC2

するとペアリングが完了して、MS-TW2が使えるようになります。
PC3

ペアリングは初回のみで、次回からはケースから取り出すだけで自動的に接続されます。
ただし、残念な事に再接続の度に音量が100%に戻ってしまいます。

他社の左右完全分離型のBluetoothイヤホンでは再接続時も前回の音量ほ保持していましたので、ここは改良して欲しい点ですね。

音質については問題なし。変な誇張も無くフラットな感じで聞くことが出来ました。
また遅延についても動画再生でも違和感を感じるような遅延を感じる事はありませんでした。

スマホと繋いでみる

今度はスマホと接続してみます。

こちらもPC同様にイヤホンを取り出し、スマホ本体でBluetooth機器を検索。
一覧に出てきたMS-TW2-Rを選択すればOKです。
P20l

先のPCで使用する場合は屋内でしたが、スマホで使用する場合は屋外での使用がメインになります。
屋外の場合、屋内と違い周囲の電波の影響をより強く受けることになります。

主に通勤時に使用しましたが片道約1時間、往復で2時間程度、この間スマホで音楽をかけっぱなしです。
そして移動経路は幹線道路脇の歩道を徒歩で、その後JRと地下鉄を乗り継いで、になります。

Bluetoothイヤホンを使う上で問題になるのは幹線道路沿いとJRです。
先ず幹線道路沿いは、通常では認められない強力な電波を発しながら走っている車が少なからずいます。
これまでも無線式イヤホン使用時に、これらの不正電波の影響を受けると、音が途切れることが多々ありました。

そしてJR。こちらは駅ホームのアナウンス。
特定の駅だけなのですが、アナウンス時にノイズが入ったり瞬断したりしていました。

この2点について、全てのイヤホンが影響を受ける訳ではなく、影響(被害)の少ないイヤホンもありました。

では、今回のM-SOUNDS MS-TW2BKはどうだったのか?

幹線道路沿いについては音が途切れることはありませんでした。
ただ、こちらについては試用期間中に不正電波車両が通りかからなかった可能性も考えられます。
また、通りすがっていても距離があって影響度合いが弱く、イヤホン本体にまで影響が出なかった可能性もあります。

とは言え、これまでの経験則からして週に数回は被害が起きている現状から考えれば、それなりに耐性はあるのでは無いかと思います。

もう一つの駅のアナウンスの方はどうだったか?と言うと、こちらは1回だけ音が瞬断する事がありました。
こちらについては特定的で定期的に流れるものですので、たまたまと言うことは無いと思います。

ですので、こちらについては被害は皆無ではないものの、それでも安価な中華イヤホンに比べると被害は受けにくい、と言っても構わないと思います。

総評

エム・エス・シー社の左右分離型Bluetoothイヤホン M-SOUNDS MS-TW2BK について。
実売で1万円弱という事で、決して安価ではありませんが、その分品質等については、安価な中華イヤホンとは比較にならないと思います。

独自の「あんしん補償サービス」で購入後1年間、パーツ単位で安価に購入できる点も見逃せません。
と言うのも、左右分離型Bluetoothイヤホンで多い事故が、片耳だけ落として無くしてしまった、と言う物だからなんです。

耳へ装着した際にしっかりハマれば大抵問題は無いのですが、何かの拍子に手がイヤホンに当たる等してイヤホンが外れてしまい、そのまま落としてしまう事も皆無ではありません。
落としたのが人混みや駅のホームだと、落としたイヤホンを見つけるのも大変で、場合によっては見つからない場合もあります。

かくいう筆者も他社製の左右分離型Bluetoothイヤホンで片耳を駅のホームから線路に落としてしまった経験があります。
その際は幸いにも見つかりやすい場所に落ちたため、駅員さんに専用工具で拾い上げて貰って窮地を脱しましたが・・・・・・
見つからなければ新しいイヤホンを買わないとダメなところでした。

そういう場合に、無くした方だけ購入出来ると言うのは嬉しいポイントなのです。

また今回使用した範囲においては、安価な中華イヤホンに比べ、ノイズ耐性も優れているのではないかな、という感じでした。
無線式で電波を通じて音を送受信している以上、周りからの影響が皆無に出来るわけではありませんが、それでも影響の度合いは違ってきます。
試用期間中、十分に安定して快適に使用でき、周囲からの影響も少なかったのは事実です。

今回貸出機としては黒色のみとの事で、実際の色味は確認できていませんが、カラバリの中に赤色がある点もポイントですね。
大抵の物は黒一色、良くてカラバリに白が増えるくらいですが、MS-TW2シリーズの場合、カラバリの中に赤色も用意されています。
RED

赤一色ではなく、赤と黒のツートンですが、なかなか綺麗な色合いですね。
Android端末はカラバリも多く、寧ろ白や黒より赤や青を基調とした色合いの端末も多く使われていますので、白黒だけに留まらないカラバリ展開は歓迎したいものです。

ただiPhone使ってる人だと白の方が合わせやすくて良いのでしょうかね?
WHITE

肝心の音の方も自称音の違いが判る方以外には必要十分だと思います。
変に低音や高音が強調される事も無いので、再生ソフト側でイコライザー等を使う場合でも好みの音に合わせやすいと思います。

ただ欠点も無いわけではありません。

使い終わった後に充電ケースにそのまま入れれば自動的に接続Off、取り出せば自動的に接続On、は便利なのですが、先ずイヤホンがケースから取り出しにくい。
しっかり収まる上、磁石でくっつくので落とす心配は無いのですが、逆に取り出す際にはイヤホンがなかなか取れないと言う自体に。

さらに先に述べたようにPCと接続する場合は、前回の使用音量を記憶してないので、常に100%の音量での再開になってしまいます。
普段から音量100%でPCを使用している場合は問題ないと思いますが、イヤホン前提で20%くらいに音を落としてある場合、再接続の度に100%に戻られるのは少し不便です。

音量記憶については他社イヤホンでは音量記憶がされていたので、Windows側の問題ではなくイヤホン側の問題だと思います。

微々たる問題ではありますが、これらが改良されれば、さらに使いやすくなると思います。

[エム・エス・シー] 左右分離型Bluetoothイヤホン M-SOUNDS MS-TW2BK
BLACK

14297-3830-296999

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください