[レビュー]ELSONIC タワー型扇風機 DCT139-3EA-3

この度 ノジマの通販サイト「いーでじeNet-Japan)」より、同社のプライベートブランド ELSONIC のタワー型扇風機 DCT139-3EA-3 をモニターとして使用させていただく事になりました。

ノジマ は関東ローカルらしく、関西在住な筆者には馴染みがありませんが、名前は良く聞くので、それなりの規模なのでしょうね。(関西の上新電機みたいなものでしょうか?)
通販サイトの「いーでじ」さんは価格.comの店舗評価とか見ても高評価キープしてますし。

そう言えば、以前購入したBUFFALOの「AirStation NFINITI WHR-G301N」が「いーでじ」さんでの購入ですね。

さて、そのタワー型扇風機 DCT139-3EA-3 が手元に届き、使用してみたので感想などを。

先ずは梱包状態。届けてくれたのはSAGAWAさん。
DCT139-3EA-3 の箱の上に紙を巻きつけて、その上に送付状が貼りつけてあります。(写真上)
送付状を箱に直貼りしない辺りが流石ですね。そういうのを気にする人は気にしますから。

箱はかなり大きいですが、箱を持ち上げてみると非常に軽いです。
本体を箱から出す際、緩衝材がキチキチで、なかなか箱から抜けないので注意して出しましょう。
中身は、本体に、二分割された土台パーツ(計2個)、説明書とリモコンが入った小袋。(写真下)

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土台のパーツを組み合わせて、本体底にくっつけますが、ちゃんと位置合わせ用の切欠きがあるので、それを目印にくっつけましょう。
位置を合わせたら、小袋の中にネジ袋が入っているので、そこからネジを出してネジ止めします。
(写真は左から、本体底、組み合わせた土台パーツ、本体底に土台をネジ止めしている所。)

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タワー型と言う事で、設置面積は小さく、代わりに背が高いです。
以下はSANYOの扇風機との比較。
写真左が扇風機の背を最小にした場合、右が最大にした場合との比較です。

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色については現状、銀一色のみのようですが・・・思ったよりは落ち着いてて、リビングの隅に置いていても違和感は無いですね。
バランスもしっかりしていて、故意に倒そうとしなければ倒れたりしない程度には、しっかりと立ってくれます。

リモコンは真ん丸。嫁さん曰く「可愛い♪」との事。
流石にボタン名見ずに押せるような物では無いですが、使用感自体は悪くないです。

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でも、本体にリモコン挿しておく場所が無いなぁ・・・と思ってたら、背面に挿す所がありました。
電源コード巻きつけておく部分の上の所にリモコンを挿せるようです。
(でも、挿すとリモコン逆さ向き。公式の写真は上下逆さまに表示してある?)

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それでは、実際に動作させてみます。
先ずはコンセントを挿しただけの状態。

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消費電力は1W。計測に使用しているのは、カスタム社のエコキーパー EC-03。
1W単位での計測値なので、1W未満に関しては誤差と言う事で・・・(1W未満は切り上げされてる?)

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そして電源ON。標準ではファン3機とも動作、風量4のようです。

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この時の消費電力僅か7W。

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最大測定のために、風量MAXの9に加えてターボモードもON。さらに首振りもON。

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それでも消費電力僅か20W。
商品紹介ページの使用例で「ファン3つ回転、首振りあり、ターボ運転あり、風量レベル9運転時: 21.5W」との事なので、ほぼ一致してますね。

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ちなみに、大きさの比較対象として出したSANYOの扇風機を最小動作させた場合。

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消費電力は33W。最小動作なのに、DCT139-3EA-3 のフルパワーよりも遥かに高い消費電力です。

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と言う訳で、DCT139-3EA-3 は消費電力的には非常に優れていると言えます。

風量に関しては、体感的に大雑把な感じだと、DCT139-3EA-3 の標準(電源ON直後の状態)と、SANYOの扇風機の最小モードで受ける風の感じが同じくらいでしょうかね。
尤も、DCT139-3EA-3 は小型ファンが縦に3つ、SANYOの扇風機は大型ファン1つ、なので、そもそも受ける風の感じが異なってる訳ですが。

DCT139-3EA-3 の場合、3つのファンを全て動かすか、上2つ、または下2つのファンのみ動かすか、を切り替えられますし、その状態で風量1~9の切り替え+ターボモードなので、殆ど風を感じない微風状態から、かなりの強風状態まで割と自由にコントロール出来ると言えます。

ただ、良い点ばかりでは無く、当然気になった点もあります。

筆者的に一番気になったのが動作音。これはかなり煩いと感じました。
一般的な扇風機に比べて、ファンの口径が小さいので、当然と言えば当然かもしれませんが、寝室などで就寝時に使う等だと、人によっては動作音が気になって寝られないんじゃないかと思います。
風量を弱める、距離を離す、等である程度改善は出来ますが、一般的な扇風機に比べて動作音が耳に付き易いと思います。(動作音への慣れの問題もあるかもしれませんが。)

また、全体的にネジ止めが多用されており、リモコンの電池蓋もネジ止めになっています。
そう頻繁に入れ替える物ではありませんが・・・電離入れ替える度にドライバが必要ってのは微妙です。
小さいお子さん等がいる家庭だと、間違って電池蓋開けられて、なんて事が無くなって良いかもしれませんが・・・

当然本体側も各所がネジ止めされており、お手入れの際にはファンカバーのネジを外して、と言う作業が必要になります。
ファンカバーが簡単に取れると、それはそれで拙い訳ですが、こまめにお手入れをされるタイプの方だと少し面倒に感じるかもしれません。

後は、左右に首が振れても、上下角の変更は出来ないので、故意に上向きに風を送る等が出来ません。
クーラー使用時に、扇風機を併用して室内の空気を撹拌するために、扇風機の首を上に向けて・・・と言う使い方は出来ませんね。
尤も、そもそも撹拌の為に首を上に向ける必要があるのか無いのか自体が微妙なのですが・・・
まぁ、私的な使い方で気になったので、一応書いておきました、って所ですね。

使用レポートしては、こんな所でしょうか。

筆者的には、どうしても動作音が気になるので、全ての人に無条件でおススメ、とは言えませんが、動作音さえ気にならなければ、消費電力は先に述べたように、一般の扇風機では比較にならない位優秀ですし、それでいて風量もちゃんと確保出来ているので、買って損は無いと思います。

なお、実際の動作風景をYouTubeにアップしていますので、気になる方は参考にどうぞ。
※ ズームイン/アウト時のノイズはデジカメの駆動ノイズであり、扇風機の物ではありませんので、ご留意ください。

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